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【2025年版】CursorでGitHub MCPを設定する完全ガイド|Issue管理・PR確認・コード検索を自動化

「このリポジトリのIssueを確認して」
「最近のコミット履歴を見せて」
「このコードを検索して」

GitHub操作を手動で繰り返していませんか?

私は40代現役Webエンジニアとして、GitHub MCPを活用してGitHub操作を自動化しています。

結論から言うと:

  • 設定は10分で完了
  • 自然言語でGitHub操作が可能
  • プライベートリポジトリにも対応

この記事では、CursorでGitHub MCPを設定する方法を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。


目次

この記事でわかること

  • GitHub MCPとは何か
  • Personal Access Tokenの作成方法
  • Cursorでの設定手順
  • プライベートリポジトリ対応の注意点
  • 実践的な使い方

GitHub MCPとは?

基本情報

GitHub MCPは、CursorがGitHubと連携するための仕組みです。

項目 内容
正式名称 GitHub MCP(Model Context Protocol)
目的 CursorからGitHub操作を自動化
対応範囲 パブリック・プライベートリポジトリ
必要なもの GitHub Personal Access Token

GitHub MCPでできること

機能 説明
Issue管理 Issueの作成・検索・確認
PR確認 プルリクエストの状況確認
コード検索 リポジトリ内のコード検索
コミット履歴 最近のコミットを確認
ファイル確認 READMEなどの内容表示

Personal Access Tokenの作成

Step 1:GitHubの設定画面へ

  1. GitHubにログイン
  2. 右上のアイコン > Settings
  3. 左メニュー最下部 > Developer settings
  4. Personal access tokens > Tokens (classic)

Step 2:トークンを生成

  1. Generate new token > Generate new token (classic)
  2. 以下を設定:
項目 設定値
Note Cursor MCP(わかりやすい名前)
Expiration 90日、1年など
Scopes repo(必須)、✅ read:org(必要な場合)
  1. Generate token をクリック
  2. 表示されたトークンをコピー

⚠️ 重要: トークンはこの画面でしか表示されません。必ずコピーして安全に保管してください。


CursorでのMCP設定

方法1:設定UIから(推奨)

1. Cursorの設定を開く

Cmd + , または メニュー > Settings

2. MCP設定画面へ移動

Features > Model Context Protocol

3. サーバーを追加

Add Server をクリックし、以下を入力:

項目
Server Name github
Command npx
Args -y @modelcontextprotocol/server-github
Environment Variables GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN=ghp_xxxx…

⚠️ 重要: 環境変数名は GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN を使用してください。GITHUB_TOKEN ではプライベートリポジトリにアクセスできません。

4. 保存して再起動

方法2:設定ファイルを直接編集

設定ファイル ~/.cursor/mcp.json を編集:

{
  "mcpServers": {
    "github": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-github"
      ],
      "env": {
        "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
      }
    }
  }
}

プライベートリポジトリ対応の注意点

重要な設定ポイント

プライベートリポジトリにアクセスする場合、環境変数名が重要です。

環境変数名 対応範囲
GITHUB_TOKEN パブリックリポジトリのみ
GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN パブリック・プライベート両方

必ず GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN を使用してください。

よくあるエラー

エラー:MCP error -32603: Not Found

原因:環境変数名が GITHUB_TOKEN になっている

解決方法

  1. 環境変数名を GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN に変更
  2. Cursorを再起動
  3. 再試行

動作確認

基本的な確認

Cursorを再起動後、チャット画面で以下を試します:

指示例 期待される動作
「このリポジトリのIssueを見せて」 Issue一覧が表示される
「最近のコミット履歴は?」 コミット履歴が表示される
「READMEの内容を表示して」 READMEの内容が表示される

プライベートリポジトリの確認

指示例 期待される動作
「プライベートリポジトリのIssueを表示して」 Issue一覧が表示される
「プライベートリポジトリのコミット履歴を見せて」 コミット履歴が表示される

実践的な使い方

Issue管理

「このリポジトリのオープンなIssueを表示して」
「バグに関するIssueを探して」
「新しいIssueを作成して」

PR確認

「プルリクエストの状況は?」
「マージされたPRの一覧」
「レビュー待ちのPRを表示して」

コード検索

「リポジトリ内で'publish'という関数を探して」
「エラーハンドリングのコードを検索して」

コミット履歴

「最近のコミットを表示して」
「特定のファイルの変更履歴を見せて」

よくあるトラブルと解決方法

トラブル1:MCPが認識されない

症状:設定後もGitHub MCPが動作しない

解決方法

確認項目 対処法
JSON構文 設定ファイルのJSON構文を確認
Node.js node --version で確認、なければインストール
再起動 Cursorを完全に再起動

トラブル2:認証エラー

症状:認証関連のエラーが表示される

解決方法

確認項目 対処法
トークン期限 有効期限を確認
スコープ repo スコープが付与されているか確認
再生成 GitHubでトークンを再生成

トラブル3:npxが見つからない

症状npx: command not found

解決方法

# Homebrew経由(macOS)
brew install node

まとめ

GitHub MCP設定の流れ

Step 内容
1 Personal Access Tokenを作成
2 CursorでMCP設定を追加
3 Cursorを再起動
4 動作確認

重要ポイント

ポイント 内容
環境変数名 GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN を使用
スコープ repo を必ず付与
プライベートリポジトリ 環境変数名に注意

次のステップ

  • GitHub MCPを設定して動作確認
  • Issue管理の自動化を試す
  • 日常のGitHub操作に活用

GitHub MCPを活用して、開発効率を劇的に向上させましょう。


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