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【2025年版】CursorでGemini CLIを無料で使う完全ガイド｜GoogleのAIエージェントで開発効率化

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「CursorでGeminiを使いたいけど、どう設定すればいい？」
「Gemini CLIって何？無料で使えるの？」
「ClaudeやCodexとどう使い分けるべき？」

このような疑問を持っている方は多いと思います。

私は40代現役Webエンジニアとして、CursorとGemini CLIを組み合わせて開発効率を最大化しています。

結論から言うと：

  • Gemini CLIは無料で利用可能（Googleアカウントでログインするだけ）
  • 1日1,000リクエストまで無料
  • Cursorと組み合わせて使うと効果的

この記事では、CursorでGemini CLIを無料で利用する方法を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

目次

この記事でわかること

  • Gemini CLIとは何か
  • 無料枠の詳細
  • インストールと設定方法
  • Cursorとの連携方法
  • 実践的な使い方
  • 他のAIツールとの使い分け

Gemini CLIとは？

基本情報

Gemini CLIは、Googleが提供するオープンソースのAIエージェントです。

項目 内容
提供元 Google
料金 無料（Googleアカウントでログイン）
無料枠 1分60回、1日1,000回
使用モデル Gemini 2.5 Pro
対応環境 Node.js 20以上

Gemini CLIでできること

機能 説明
コード生成・補完 自然言語でコードを生成
ファイル操作 ローカルファイルの読み書き
シェルコマンド実行 ターミナルコマンドを実行
Web検索 最新情報を検索
リファクタリング コードの改善提案
ドキュメント作成 README、コメントの自動生成

なぜ無料なのか？

GoogleはGemini CLIを通じて、Gemini Code Assistライセンスを無料で提供しています。

  • 個人のGoogleアカウントでログインするだけ
  • 追加のサブスクリプション不要
  • 無料枠を超える場合はAPIキーを使用（従量課金）

Gemini CLIと他のAIツールの違い

比較表

項目 Gemini CLI Cursorチャット（Claude） Codex
料金 無料 Cursorサブスク必要 ChatGPT Plus必要
無料枠 1日1,000回 制限あり なし
操作場所 ターミナル or 拡張機能 Cursor右側ウィンドウ Cursor左側ウィンドウ
ファイル操作 可能 可能 可能
Web検索 可能 制限あり 制限あり

使い分けの推奨

ツール 推奨用途
Gemini CLI 無料で使いたい、コマンドライン操作、ファイル操作
Cursorチャット（Claude） 通常の開発作業、プロジェクト管理
Codex セカンドオピニオン、仕様書作成

特に、無料でAI開発ツールを使いたい場合、Gemini CLIは最適な選択肢です。

インストールと設定

前提条件

項目 要件
Node.js バージョン20以上
npm Node.jsと一緒にインストール
Googleアカウント 個人アカウントでOK
Cursor インストール済み

Step 1：Node.jsのバージョン確認

node --version

バージョン20未満の場合はアップデートが必要です。

Step 2：Gemini CLIをインストール

グローバルインストール（推奨）：

npm install -g @google/gemini-cli

インストール確認：

gemini --version

Step 3：初回起動と認証

gemini

初回起動時の設定：

  1. テーマの選択

    • dark、light、GitHubなど
    • 推奨：GitHub（見やすい）

  2. 認証方法の選択

    • Login with Google（推奨）：無料、1日1,000回
    • Use Gemini API Key：従量課金
    • Vertex AI：企業向け

  3. Googleアカウントでログイン

    • ブラウザが開く
    • Googleアカウントでログイン
    • 認証完了

Step 4：動作確認

Gemini CLI内で以下を入力：

「現在のディレクトリの内容を教えて」

正しく設定できていれば、ディレクトリの内容が表示されます。

Cursorとの連携方法

方法1：ターミナルから使用

1. Cursorのターミナルを開く

`Ctrl + “ （バッククォート）

2. Gemini CLIを起動

gemini

3. チャット形式で指示

「このプロジェクトのREADMEを作成して」
「package.jsonの依存関係を確認して」

方法2：Gemini CLI Companion拡張機能

より統合的に使用したい場合、拡張機能をインストールします。

インストール方法：

  1. Cursorの拡張機能パネルを開く（Cmd/Ctrl + Shift + X）
  2. 「Gemini CLI Companion」を検索
  3. インストール

拡張機能のメリット：

メリット 説明
コンテキスト認識 開いているファイルを自動認識
差分表示 提案内容をCursor内で差分表示
直接起動 ターミナルを開かずに使用可能

使用方法：

  1. Cmd/Ctrl + Shift + P でコマンドパレットを開く
  2. 「Gemini CLI: Run」を実行
  3. チャット形式で指示

推奨設定

設定ファイルの作成

Gemini CLIの設定は ~/.gemini/settings.json に保存されます。

推奨設定：

{
  "theme": "GitHub",
  "autoAccept": false,
  "sandbox": true,
  "contextFileName": "GEMINI.md"
}
設定 説明 推奨値
theme 表示テーマ "GitHub"
autoAccept 危険な操作の自動承認 false（安全重視）
sandbox サンドボックス環境 true（安全重視）

プロジェクトルールファイル

プロジェクトルートに GEMINI.md を作成すると、プロジェクト固有のルールを適用できます。

例：

# プロジェクトルール

## コーディングスタイル
- TypeScriptを使用
- ESLintとPrettierを適用
- 関数は必ず型定義を付ける

## 命名規則
- 変数名は camelCase
- クラス名は PascalCase

実践的な使い方

例1：プロジェクトのセットアップ

「このプロジェクトのpackage.jsonを作成して、TypeScript、ESLint、Prettierを設定して」

例2：コードのリファクタリング

「src/utils/helper.tsファイルを確認して、型安全性を向上させて」

例3：テストコードの生成

「src/components/Button.tsxのテストファイルを作成して」

例4：Git操作

「変更を確認して、適切なコミットメッセージを生成してコミットして」

例5：ドキュメント作成

「このAPIの使用方法をドキュメント化して」

よくあるトラブルと解決方法

トラブル1：インストールできない

症状：権限エラー（EACCES）

解決方法：

# npmのグローバルディレクトリを変更
mkdir ~/.npm-global
npm config set prefix '~/.npm-global'
export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH
npm install -g @google/gemini-cli

トラブル2：認証が失敗する

症状：Authentication failedエラー

解決方法：

  1. ブラウザでGoogleアカウントにログインしているか確認
  2. 再度認証を試す：
gemini
# CLI内で
/login

トラブル3：無料枠を超えた

症状：Rate limit exceededエラー

解決方法：

対処法 説明
待機 1分待って再試行 or 翌日まで待つ
APIキー 従量課金で利用（無料枠を超える場合）

無料枠の確認：

  • 1分あたり60リクエスト
  • 1日あたり1,000リクエスト

トラブル4：コマンドが見つからない

症状：gemini: command not found

解決方法：

# パスを確認
which npm
which node

# シェルを再起動
source ~/.zshrc  # または ~/.bashrc

エイリアスの設定（任意）

毎回 gemini と入力するのが面倒な場合、エイリアスを設定できます。

macOS/Linux（Zsh）：

echo 'alias gemi="gemini"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

使用例：

gemi  # geminiの代わりに使用

まとめ

Gemini CLIの魅力

ポイント 内容
無料 Googleアカウントでログインするだけ
十分な無料枠 1日1,000回まで無料
高機能 ファイル操作、シェルコマンド、Web検索
Cursor連携 ターミナル or 拡張機能で使用可能

推奨される使い方

  1. Gemini CLIをインストール
  2. Googleアカウントでログイン（無料枠を取得）
  3. Cursorのターミナルから使用（または拡張機能）
  4. 他のAIツールと併用して開発効率を向上

次のステップ

  • Gemini CLIをインストールして動作確認
  • プロジェクトルールファイル（GEMINI.md）を作成
  • 日常の開発作業で活用

Gemini CLIを活用して、無料でAI開発ツールを使いこなしましょう。

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