MENU

【2025年】コードレビューのコツ|指摘する側・される側の心得

code review tips 2025 optimized

「コードレビュー、どうコメントすればいいか分からない」と悩んでいませんか?

現役WEBエンジニアとして、日々コードレビューを行っています。

この記事では、コードレビューのコツを解説します。

目次

コードレビューの目的

なぜ必要か

目的 効果
バグ発見 本番障害防止
品質向上 保守性の高いコード
知識共有 チームのスキルアップ
一貫性 コードスタイル統一

レビューする側のコツ

良いコメントの例

// NG: 何を直せばいいか分からない
これはダメです

// OK: 具体的で建設的
ここは `map` を使うと読みやすくなりそうです
例: items.map(item => item.name)

// 質問形式も有効
この処理の意図を教えてもらえますか?

チェックポイント

項目 確認内容
動作 仕様通り動くか
可読性 読みやすいか
保守性 変更しやすいか
パフォーマンス 効率的か
セキュリティ 脆弱性はないか

心がけ

  • 人ではなくコードを見る
  • 良い点も指摘する
  • 質問形式で柔らかく
  • nit(些細)と明示する
// 些細な指摘
nit: 変数名 `data` より `userData` の方が分かりやすいかも

レビューされる側のコツ

PRの書き方

## 概要
ユーザー登録機能を実装

## 変更点
- ユーザーモデルの追加
- 登録APIの実装
- バリデーション追加

## テスト
- 単体テスト追加済み
- 手動テスト済み

## 確認してほしいこと
- バリデーションの条件が適切か

心がけ

  • 小さいPRにする
  • 説明を丁寧に書く
  • 自分でも見直してから出す
  • 指摘は素直に受け止める

指摘への返答

// NG
分かりました。(修正せず)

// OK
ご指摘ありがとうございます。
mapに変更しました。確認お願いします。

レビューの流れ

効率的なフロー

  1. 自動チェック(Lint、テスト)
  2. 概要を把握(PRの説明を読む)
  3. 差分を確認
  4. コメント
  5. 修正→再レビュー
  6. Approve

時間の目安

PRサイズ 目安時間
〜100行 15分
100-300行 30分
300行〜 分割を検討

よくある問題

対処法

問題 対処
指摘が多すぎる 優先度をつける
感情的になる 人ではなくコードの話
時間がかかる 自動化、小さいPR
形骸化 目的を再確認

まとめ

コードレビューのポイント:

  1. 具体的で建設的なコメント
  2. 小さいPRで出す
  3. 人ではなくコードを見る
  4. 良い点も指摘する

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次