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【2025年版】現役エンジニアが毎日使う開発ツール10選|生産性が3倍になった厳選ツールを徹底解説

「開発効率を上げたいけど、どのツールを使えばいいかわからない…」
「エラーが出ても原因がわからず、何時間も詰まる…」
「手作業が多すぎて、残業が減らない…」

このような悩みを抱えている方は多いです。

私は40代現役Webエンジニアとして、適切な開発ツールを導入したことで、生産性が3倍になりました。

結論から言うと:

  • エディタ / AI支援:Cursor × GitHub Copilot が最強
  • ターミナル:iTerm2 で作業効率アップ
  • コンテナ:Docker Desktop で環境構築が一瞬

この記事では、私が毎日実際に使っている開発ツール10選を、実体験をもとに徹底解説します。


目次

この記事でわかること

  • 開発ツールで生産性が3倍変わる理由
  • ツール選びの3つの基準
  • 現役エンジニアが毎日使う開発ツール10選
  • 無料 vs 有料、どっちを選ぶべき?
  • 最初に導入すべきツールTOP3

開発ツールで生産性が3倍変わる理由

エンジニアの仕事は、「コードを書く時間」よりも「調べる時間」「デバッグする時間」の方が長いです。

私の実感する作業時間の内訳

作業内容 割合
コーディング 30%
エラー調査・デバッグ 40%
設計・ドキュメント作成 20%
環境構築・設定 10%

つまり、コーディング以外の作業を効率化することが、生産性向上の鍵なんです。

適切なツールを導入すると…

  • エラーの原因が一瞬でわかる
  • コード補完でタイピング量が半分になる
  • 環境構築が数分で終わる
  • ドキュメント管理が楽になる

その結果、残業が減り、プライベートの時間が増えました。


ツール選びの3つの基準

開発ツールを選ぶ際、私が重視している基準は以下の3つです。

1. 無料で始められるか

最初から有料ツールを選ぶ必要はありません。

まずは無料版で試して、必要になったら有料プランに移行するのがベストです。

2. 学習コストが低いか

高機能でも、習得に時間がかかるツールは避けるべきです。

「とりあえず使える」レベルまで、30分以内で到達できるツールを選びましょう。

3. 実務で使われているか

マイナーなツールは:

  • 情報が少ない
  • チーム開発で使えない
  • サポートが終了するリスク

があります。業界標準・実務で使われているツールを選ぶのが安全です。


【エディタ / AI支援】Cursor × GitHub Copilot が最強

なぜCursorなのか?

私は長らくVS Codeを使っていましたが、2024年後半からCursorに乗り換えました。

Cursorの最大の特徴は、VS Codeの派生版で、AI支援が標準搭載されていることです。

VS Code vs Cursor

項目 VS Code Cursor
基本機能 ◎(VS Codeベース)
拡張機能 ◎(VS Code互換)
AI支援 △(拡張で追加) ◎(標準搭載)
MCP連携
価格 無料 無料(Pro版:$20/月)

Cursorの強み

1. AI コード補完が強力

  • GitHub Copilotより精度が高い(個人的な感想)
  • コンテキストを理解して、適切なコードを提案してくれる

2. VS Codeの拡張機能がそのまま使える

  • VS Codeから移行しても、設定・拡張機能を引き継げる
  • 学習コストがゼロ

3. MCP(Model Context Protocol)連携が豊富

  • iTerm2と連携して、ターミナル操作も補助してくれる
  • 外部ツール(GitHub、Notion等)との連携が簡単

実際に使って変わったこと

  • コーディング速度が2倍になった
  • エラーの原因をAIが提案してくれる
  • 関数名・変数名を考える時間が激減

GitHub Copilotも併用

Cursorだけでなく、GitHub Copilotも併用しています。

GitHub Copilotは:

  • GitHubのコードベースを学習しているので、実務レベルのコードが生成される
  • コメントを書くだけで、コード全体を生成してくれる

**Cursor(メイン) + GitHub Copilot(サブ)**という使い分けが、現時点では最強だと思います。

おすすめの導入順序

  1. まずはCursor無料版をインストール
  2. VS Codeの設定をインポート(拡張機能・キーバインドをそのまま引き継げる)
  3. 使ってみて良ければ、Pro版を検討(Pro版:$20/月)

【ターミナル】iTerm2 で作業効率アップ

なぜiTerm2なのか?

MacのデフォルトTerminal.appでも十分ですが、iTerm2を使うと作業効率が段違いです。

iTerm2の強み

1. 分割表示が便利

  • 画面を縦・横に分割して、複数のターミナルを同時に表示
  • サーバー監視とログ確認を同時にできる

2. 検索機能が強力

  • ログの中から特定の文字列を瞬時に検索
  • 大量のログを追う時に必須

3. Cursorとの連携(MCP)

  • CursorからiTerm2を操作できる
  • ターミナルコマンドをAIが提案してくれる

おすすめの設定

設定項目 おすすめ
テーマ Dracula(目に優しい、視認性が高い)
フォント Fira Code(プログラミング用フォント、リガチャ対応)
縦分割 Cmd + D
横分割 Cmd + Shift + D

インストール

brew install --cask iterm2

【Git管理】GitKraken で視覚的に操作

なぜGitKrakenなのか?

Git初心者にとって、コマンドライン操作はハードルが高いです。

GitKrakenは、Gitの操作を視覚的に行えるGUIクライアントです。

GitKrakenの強み

1. ブランチ・コミット履歴が視覚的にわかる

  • ツリー状にブランチが表示される
  • どこで分岐して、どこでマージしたのかが一目でわかる

2. コンフリクト解決が簡単

  • マージ時のコンフリクトを、GUIで解決できる
  • 「どっちを残すか」を視覚的に選択

3. GitHub / GitLab との連携が簡単

  • プルリクエストの作成・レビューがGitKraken内で完結

実際に使って変わったこと

  • Git操作のミスが激減
  • コンフリクト解決の時間が1/3に
  • チーム開発でのコミュニケーションが楽に

無料 vs 有料

プラン 内容 価格
無料版 個人の公開リポジトリのみ 無料
有料版 プライベートリポジトリ対応 $4.95/月

最初は無料版で十分です。


【API テスト】Postman は必須ツール

なぜPostmanなのか?

API開発をしていると、**「このエンドポイントは正しく動いているのか?」**を確認する必要があります。

Postmanは、APIのリクエスト・レスポンスをテストできるツールです。

Postmanの強み

1. GUIでAPIをテストできる

  • curlコマンドを打たなくても、簡単にリクエストを送れる
  • レスポンスが見やすい

2. 環境変数が使える

  • 開発環境・本番環境でURLを切り替えられる
  • トークン等の機密情報を安全に管理

3. テストを自動化できる

  • レスポンスの検証を自動化
  • CI/CDに組み込める

実際に使って変わったこと

  • API開発のデバッグ時間が1/3に
  • curlコマンドを覚える必要がなくなった
  • チームでAPIの仕様を共有しやすくなった

無料 vs 有料

プラン 内容 価格
無料版 個人利用なら十分 無料
有料版 チーム機能、より多くのリクエスト $12/月〜

最初は無料版で十分です。


【デザイン】Figma でUI/UX設計

なぜFigmaなのか?

エンジニアでも、UI/UXの基礎は必要です。

デザイナーと協業する際、Figmaが使えると:

  • デザインの意図が理解できる
  • 実装がスムーズになる
  • デザインの微調整を自分でできる

Figmaの強み

1. ブラウザで動く

  • アプリのインストール不要
  • Mac / Windows / Linux どれでも使える

2. リアルタイム共同編集

  • デザイナーと同時に編集できる
  • Google Docsのような感覚

3. プロトタイプ作成が簡単

  • クリックしたら次の画面に遷移、等の動きを設定できる
  • 実装前に動作確認ができる

実際に使って変わったこと

  • デザイナーとのコミュニケーションが楽に
  • 実装前に、UIの動きを確認できる
  • 自分でLP(ランディングページ)を作れるようになった

【コンテナ】Docker Desktop で環境構築を楽に

なぜDockerなのか?

「自分の環境では動くのに、本番では動かない…」

こんな経験はありませんか?

Dockerを使えば、開発環境と本番環境を完全に同じにできます。

Dockerの強み

1. 環境構築が一瞬

  • docker-compose upでプロジェクト全体が立ち上がる
  • 新メンバーの環境構築が数分で完了

2. 再現性がある

  • Dockerfileに環境を記述
  • 誰が実行しても同じ環境が作れる

3. 本番環境と同じ

  • 開発環境と本番環境の差異がなくなる
  • 「自分の環境では動くのに…」がなくなる

実際に使って変わったこと

  • 新メンバーの環境構築が1日→30分に
  • 「動かない」トラブルが激減
  • 開発と本番の環境差異がなくなった

【DB管理】TablePlus でデータ確認が快適

なぜTablePlusなのか?

データベースのデータを確認するのに、毎回SQLを書くのは面倒です。

TablePlusは、GUIでデータベースを操作できるツールです。

TablePlusの強み

1. 直感的なUI

  • Excelのようにデータを閲覧・編集
  • SQLを書かなくても、基本的な操作ができる

2. 複数のDBに対応

  • MySQL、PostgreSQL、SQLite、MongoDB等
  • 1つのツールで複数のDBを管理

3. 軽量で高速

  • 他のDBクライアントより動作が軽い
  • 大量のデータでも快適

実際に使って変わったこと

  • データ確認の時間が1/3に
  • SQLを書かなくても、簡単な操作ができる
  • 複数のDBを1つのツールで管理できる

【ドキュメント】Notion で技術メモを一元管理

なぜNotionなのか?

エンジニアは、技術メモやドキュメントを大量に書きます。

Notionは、テキスト、表、コードブロック等を自由に配置できるドキュメントツールです。

Notionの強み

1. 柔軟なレイアウト

  • テキスト、表、コードブロック、画像を自由に配置
  • マークダウン記法に対応

2. データベース機能

  • タスク管理、ナレッジベースを作成できる
  • フィルタリング・ソートが簡単

3. 共有が簡単

  • URLを共有するだけで、誰でも閲覧可能
  • 権限設定も細かくできる

実際に使って変わったこと

  • 技術メモがバラバラにならなくなった
  • チーム内でナレッジを共有しやすくなった
  • プロジェクトのドキュメントを一元管理

【番外編】コマンドラインツール

上記10選以外にも、日常的に使っているコマンドラインツールがあります。

ツール 用途
Homebrew macOSのパッケージ管理
nvm Node.jsのバージョン管理
rbenv Rubyのバージョン管理
fzf ファジーファインダー(ファイル検索)
ripgrep 高速なgrep

無料 vs 有料、どっちを選ぶべき?

結論:まずは無料版で十分

ツール 無料版 有料版
Cursor 基本機能 無制限AI補完($20/月)
GitKraken 公開リポジトリのみ プライベートリポジトリ対応($4.95/月)
Postman 個人利用 チーム機能($12/月〜)
Figma 3ファイルまで 無制限($12/月〜)
TablePlus 基本機能 無制限タブ($89買い切り)
Notion 個人利用 チーム機能($8/月〜)

私のおすすめ:

  • Cursor Pro版:$20/月の価値は十分ある
  • 他のツール:無料版で十分

最初に導入すべきツールTOP3

1位:Cursor

理由: コーディング時間が最も長いため、ここを効率化するのが最も効果的

2位:Docker Desktop

理由: 環境構築のトラブルがなくなる

3位:iTerm2

理由: ターミナル作業が快適になる


まとめ:今日からできるアクション

Step 1:Cursorをインストール(5分)

# Cursor公式サイトからダウンロード
# https://cursor.sh/

Step 2:iTerm2をインストール(5分)

brew install --cask iterm2

Step 3:Docker Desktopをインストール(10分)

# Docker公式サイトからダウンロード
# https://www.docker.com/products/docker-desktop/

私の結論

開発ツールへの投資は、時間への投資です。

ポイント:

  • まずは無料版で試す
  • 効果があれば有料版に移行
  • ツールの学習に時間を投資する

月$20の投資(Cursor Pro)で、毎日1時間の作業時間を節約できます。

まずは今日中にCursorをインストールすることから始めましょう。


体系的に学びたい方へ

おすすめ技術書

開発ツールを使いこなすための基礎知識を身につけたい方には、以下の技術書がおすすめです。


可読性の高いコードを書くための必読書。ツールが生成したコードを改善する力が身につきます。


エンジニアとしての考え方を学べる名著。ツールを使いこなす上での心構えが学べます。


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