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【2025年版】Cursor Pro版3ヶ月レビュー|月$20の価値は?無料版との違いを徹底検証

「Cursor Pro版、月$20の価値はあるの?」
「無料版で十分?それともPro版にすべき?」
「実際に使っている人の本音が知りたい!」

Cursor Pro版への投資を迷っている方は多いです。

私は40代現役Webエンジニアとして、Cursor Pro版を3ヶ月間、実務で使い倒しました。

結論から言うと:

  • 業務で使うなら、Pro版は必須
  • 月$20で生産性が3倍になるなら、圧倒的にコスパ良い
  • ただし、学習中・趣味なら無料版で十分

この記事では、3ヶ月使った率直な感想と、無料版とPro版の違いを包み隠さずレビューします。


目次

この記事でわかること

  • 元VS Codeユーザーの3ヶ月間の使用感
  • 無料版とPro版の完全比較
  • 月$20の投資価値(ROI計算)
  • Pro版が必要な人・不要な人の判断基準
  • アップグレード方法と支払い方法

私の利用状況:元VS Codeユーザーの3ヶ月

移行前の状況

項目 内容
使用エディタ VS Code(5年以上)
開発環境 Rails、Next.js、Python等
懸念点 VS Codeから乗り換える価値はあるか

移行してみた結果

良かった点

1. 移行自体は簡単で、心理的ハードルは低かった

  • VS Codeの設定・拡張機能がそのまま移行
  • ショートカットキーもほぼ同じ
  • 違和感なく使い始められた

2. Pro版にして正解だった

  • 無料版は「どういうものか触ってみる」くらいの印象
  • 本格的に利用するなら、Pro版以上は必須

3. Cursor 2.0で劇的に進化

  • 2024年末にリリースされたCursor 2.0で精度が大幅向上
  • 複数ファイル編集の精度が改善
  • AI生成コードの品質が上がった

4. エンジニア以外も使い始めている

  • デザイナー、マーケター、営業までCursorを使う時代
  • ノーコード・ローコードツールとしても使える

気になった点

1. Proでも使用量が多いと制限に引っかかる可能性

  • Pro版は「無制限」だが、Fair Use Policy(公正利用規約)がある
  • 私はまだ制限に引っかかっていないが、今後の様子見

2. 各種生成AIを並行利用している

  • Cursor以外にも、ChatGPT、Claude、GitHub Copilotを併用
  • 用途によって使い分けている

総合評価:元VS Codeユーザーなら、移行のハードルは低く、Pro版は投資する価値あり


無料版とPro版の違い【完全比較表】

基本比較表

項目 無料版 Pro版 Business版
月額料金 $0 $20 $40
AI使用回数 月50回 無制限※ 無制限※
AIモデル GPT-3.5レベル Claude 3.5 Sonnet、GPT-4o等 同左
高速応答 ×
優先サポート ×
プライバシー 学習に使用される 学習に使用されない 同左 + 管理機能
チーム機能 × ×

※Fair Use Policy(公正利用規約)により、極端な使い方は制限される可能性あり

詳細機能比較

1. AI使用回数の制限

操作 無料版 Pro版
チャット(Cmd+L) 月50回まで 無制限
Composer(Cmd+I) 月50回まで 無制限
インラインコード生成(Cmd+K) 月50回まで 無制限
タブ補完 無制限 無制限

無料版の限界:

業務で使うと、1週間で上限に達します。

例:

  • 1日5回チャット × 5日 = 25回
  • 1日5回Composer × 5日 = 25回
  • 合計50回(2週間で上限)

2. AIモデルの違い

モデル 無料版 Pro版
Claude 3.5 Sonnet × ○(最高精度)
GPT-4o ×
GPT-4 ×
GPT-3.5相当

Pro版限定モデル:

  • Claude 3.5 Sonnet:コード生成精度が最も高い
  • GPT-4o:最新の高速モデル

3. 応答速度

項目 無料版 Pro版
チャット応答速度 遅い(5〜10秒) 速い(1〜3秒)
コード生成速度 遅い 速い
優先キュー ×

Pro版は優先キューで処理されるため、ピーク時も快適です。

4. プライバシー

項目 無料版 Pro版
コードの学習利用 される されない
データ保持期間 無期限 30日後に削除
SOC 2認証

Pro版は、コードがAIの学習に使われません。企業利用ならPro版以上が必須。


Pro版を3ヶ月使った率直な感想

本音レビュー

1. 無料版は「お試し」レベル

無料版の印象:

  • 「Cursorってどんなものか触ってみる」くらい
  • 月50回では、業務では全く足りない
  • 学習用・趣味なら十分

Pro版の印象:

  • 本格的に使うなら、Pro版は必須
  • 無制限で使えるので、ストレスフリー
  • 生産性が劇的に向上

2. Proでも制限に引っかかる可能性は低い

Fair Use Policy(公正利用規約):

  • 極端な使い方(1日に数百回など)は制限される可能性
  • 通常の業務なら、まず制限に引っかからない

私の使用状況(3ヶ月):

  • 1日平均:チャット10〜20回、Composer5〜10回
  • 一度も制限に引っかかっていない

3. 他のAIツールとの併用が重要

私が併用しているツール:

ツール 用途
Cursor コード生成・リファクタリング
ChatGPT アイデア出し・設計相談
Claude 長文ドキュメント作成

用途に応じて使い分けることで、Cursor Proの限界を感じにくいです。

4. Cursor 2.0で劇的に進化

2024年末にリリースされたCursor 2.0の改善点:

  • 複数ファイル編集の精度が大幅向上
  • 生成コードの品質が改善
  • 応答速度が高速化

使用感:

  • Cursor 1.x時代は「まあまあ使える」
  • Cursor 2.0は「手放せない」レベル

月$20の価値はあるのか?【ROI計算】

投資対効果(ROI)を計算

前提条件

  • 時給:3,000円(フリーランスエンジニアの平均)
  • Cursorで節約できる時間:月10時間(控えめに見積もり)

計算

節約できる時間の価値:
10時間 × 3,000円 = 30,000円/月

Cursor Pro版のコスト:
$20/月 × 150円(為替レート) = 3,000円/月

ROI(投資対効果):
(30,000円 - 3,000円) / 3,000円 × 100 = 900%

月$20の投資で、3万円分の価値が得られる。ROI 900%は圧倒的にコスパ良い。

実際に節約できた時間

私の場合(3ヶ月の実績):

タスク 従来の時間 Cursor使用時 節約時間
新規機能実装 4時間 1時間 3時間
リファクタリング 2時間 30分 1.5時間
バグ修正 1時間 15分 45分
テストコード作成 2時間 30分 1.5時間

月間の節約時間: 約20〜30時間
金額換算: 6万円〜9万円/月
Pro版のコスト: 3,000円/月
実質リターン: 20倍〜30倍

他のツールとのコスパ比較

ツール 月額 コスパ
GitHub Copilot $10 ★★★☆☆
Cursor Pro $20 ★★★★★
ChatGPT Plus $20 ★★★★☆
プログラミングスクール 数万円〜 ★★☆☆☆

Cursor Proは、コスパ最強。


Pro版限定機能の使い方

1. 高速AIモデルの使い方

設定方法:

Settings → Cursor Settings → General → AI Model → "claude-3.5-sonnet"

使い分け:

  • Claude 3.5 Sonnet:コード生成・リファクタリング
  • GPT-4o:設計相談・アイデア出し
  • GPT-4:複雑なロジック(少し遅いが精度高い)

2. 無制限チャット

Pro版なら、何回でもチャット可能。

使い方:

Cmd/Ctrl + L → AIに質問

例:

  • 「このエラーの原因は?」
  • 「このコードをリファクタリングして」
  • 「ログイン機能を実装して」

3. 優先キュー

ピーク時も快適に使える。

  • 無料版:ピーク時は待ち時間が発生
  • Pro版:優先的に処理される

こんな人はPro版にすべき・しなくてOK

Pro版にすべき人

1. 現役エンジニア(業務でコードを書く)

  • 月50回では全く足りない
  • 業務効率が劇的に向上
  • $20/月の投資で10倍以上のリターン

2. フリーランス・副業エンジニア

  • 時間が金になる
  • 生産性向上 = 収入増加
  • 月3,000円の投資で月数万円のリターン

3. スタートアップ・個人開発者

  • 開発スピードが命
  • 一人で複数の機能を開発する必要がある
  • Cursorがあれば、一人で3人分の仕事ができる

無料版でOKな人

1. プログラミング学習中

  • 月50回でも十分
  • 基礎を学ぶなら、AIに頼りすぎない方が良い
  • 学習が進んだら、Pro版を検討

2. 趣味でコードを書く

  • 月50回で十分
  • $20/月のコストが重い
  • 無料版で試して、物足りなくなったらPro版へ

3. たまにしかコードを書かない

  • 月50回も使わない
  • コスパが悪い

迷っている人へ

まずは無料版を1ヶ月使ってみる。

無料版で以下の状況になったら、Pro版を検討:

  • 月50回の制限に引っかかった
  • AI生成の精度に不満がある
  • 応答速度が遅いと感じる

アップグレード方法と支払い方法

Step 1:Pro版にアップグレード

方法1:Cursor内から

  1. Cursor起動
  2. Settings → Cursor Settings → Billing
  3. "Upgrade to Pro" をクリック

方法2:公式サイトから

  1. https://cursor.sh/pricing にアクセス
  2. "Upgrade to Pro" をクリック
  3. サインイン → 支払い情報を入力

Step 2:支払い方法

対応決済方法:

  • クレジットカード(Visa、Mastercard、Amex)
  • デビットカード

月払い vs 年払い:

  • 月払い:$20/月
  • 年払い:$200/年(割引なし)

※現時点では年払い割引はないが、将来的に追加される可能性あり

Step 3:アップグレード後の確認

Settings → Cursor Settings → Billing → "Pro" と表示されればOK

キャンセル方法

Settings → Cursor Settings → Billing → "Cancel Subscription"

キャンセル後:

  • 次回更新日まではPro版が使える
  • 更新日以降は無料版に戻る

Pro版で注意すべきポイント

1. Fair Use Policy(公正利用規約)

Pro版は「無制限」だが、極端な使い方は制限される可能性があります。

避けるべき使い方:

  • 1日に数百回のAI生成
  • 意味のない大量リクエスト
  • スクレイピング的な使い方

通常の業務なら、まず制限に引っかかりません。

2. AIへの依存に注意

Pro版は便利ですが、AIに頼りすぎると危険です。

注意点:

  • AIが生成したコードを理解せずにコピペしない
  • 基礎的なスキルは自分で学ぶ
  • AIはあくまで「補助ツール」

3. セキュリティ

Pro版はコードが学習に使われませんが、機密情報の扱いには注意。

注意点:

  • APIキー、パスワードをコードに直接書かない
  • .envファイルを使う
  • 機密情報は環境変数で管理

Cursorをさらに深く学びたい方へ

おすすめ書籍

Cursorの基本から応用まで網羅した解説書です。Pro版の活用法も詳しく解説されています。

初心者でも分かりやすく、図解が豊富な入門書です。

おすすめ動画講座

【AI駆動開発入門】Cursor × Bolt new × ClaudeでフルスタックWebアプリケーションを構築しよう

Cursorを使ったフルスタック開発を学べる実践講座です。

初心者向け 基本の全てが学べるCursor徹底入門

Cursor初心者向けの基礎講座です。


まとめ:Pro版は投資する価値がある

最終結論

  • 業務で使うなら、Pro版は必須
  • 月$20で生産性3倍なら、圧倒的にコスパ良い
  • 無料版は「お試し」、Pro版は「本格運用」
  • 元VS Codeユーザーなら、移行のハードルは低い
  • 他のAIツールと併用することで、さらに効果的

ROIまとめ

項目 金額
投資 $20/月(約3,000円)
リターン 月10〜30時間の節約(3万円〜9万円相当)
ROI 900%〜2,900%

Pro版アップグレード判断チェックリスト

以下のチェックが5個以上なら、Pro版にアップグレード推奨:

  • 業務でコードを書いている
  • 月50回の制限に引っかかった
  • 無料版の応答速度が遅いと感じる
  • AIモデルの精度に不満がある
  • 時間効率を最大化したい
  • $20/月の投資ができる
  • 長期的に使う予定がある
  • 他のAIツールも併用している

3個以下なら、無料版で様子見。

今日からできるアクション

Step 1:無料版で1週間試す
https://cursor.sh/

Step 2:月50回の制限に引っかかったら、Pro版を検討

Step 3:Pro版で生産性を爆上げ
月10〜30時間の節約を実現


Cursor Pro版への投資は、自分への投資です。月$20で開発効率が劇的に向上するなら、エンジニアにとって「必要経費」と言えるでしょう。


Tech Creator Hub

より詳しい情報は、Tech Creator Hubをご覧ください。

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