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【2025年版】CursorでCodex IDE拡張機能を設定する完全ガイド|OpenAIの最新AI開発ツール

「CursorでCodexを使いたいけど、どう設定すればいい?」
「Codex IDE拡張機能って何?Claudeとどう違うの?」
「推奨設定を知りたい…」

このような疑問を持っている方は多いと思います。

私は40代現役Webエンジニアとして、CursorとCodex IDE拡張機能を組み合わせて開発効率を最大化しています。

結論から言うと:

  • Codexは専用ウィンドウで動作し、Claudeと同時に使用可能
  • セカンドオピニオンとして活用すると効果的
  • 仕様書作成や図の自動生成が得意

この記事では、CursorでCodex IDE拡張機能を設定する方法を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。


目次

この記事でわかること

  • Codex IDE拡張機能とは何か
  • CodexとClaudeの違い
  • インストールと設定方法
  • 3つのモードの使い分け
  • 推奨設定
  • 実践的な使い方

Codex IDE拡張機能とは?

基本情報

Codex IDE拡張機能は、OpenAIが2025年8月に公開した、VSCodeやCursorで利用可能なAI開発支援ツールです。

項目 内容
提供元 OpenAI
公開日 2025年8月27日
対応エディタ VSCode、Cursor
料金 ChatGPT Plus/Pro/Team/Edu/Enterprise

主な特徴

特徴 説明
専用ウィンドウ Cursorの既存チャットとは別のウィンドウで動作
独立セッション CodexとClaudeを同時に使用可能
3つのモード Chat、Agent、Agent (full access)
高度な機能 仕様書作成、図の自動生成、ビルド・テスト実行

主な機能

機能 説明
コード生成・補完 自然言語でコードを生成
リファクタリング コードの改善提案
ビルド・テスト ビルドやテストの実行
仕様書作成 図やAPI仕様を含む仕様書を自動生成
図の自動生成 シーケンス図、サイトマップなど(Mermaid形式)

CodexとClaudeの違い

比較表

項目 Codex Cursorチャット(Claude)
位置 左側の専用ウィンドウ 右側のウィンドウ
提供元 OpenAI Anthropic(Cursor統合)
用途 セカンドオピニオン、仕様書作成 通常の開発作業
料金 ChatGPT Plus必要 Cursorサブスク必要

使い分けの推奨

ツール 推奨用途
Cursorチャット(Claude) 通常の開発作業、プロジェクト管理
Codex セカンドオピニオン、仕様書作成、図の生成

特に、Claudeでループが発生した場合、Codexに質問して結果をClaudeに返す使い方が効果的です。


インストールと設定

前提条件

項目 要件
Cursor インストール済み
OpenAIアカウント ChatGPT Plus/Pro/Team/Edu/Enterprise
インターネット 接続必要

料金について

Codex IDE拡張機能は以下のプランに含まれています:

プラン Codex利用
ChatGPT Plus 一部機能利用可能
ChatGPT Pro 全機能利用可能
ChatGPT Team チーム向け機能含む
ChatGPT Edu 教育機関向け
ChatGPT Enterprise エンタープライズ向け

Step 1:拡張機能をインストール

方法1:公式サイトから(推奨)

  1. OpenAI Codex公式ドキュメントにアクセス
  2. Cursor用のリンクをクリック
  3. Installをクリック
  4. Cursorが自動的に開き、拡張機能がインストールされます

方法2:Cursor内から

  1. Cursorを起動
  2. 拡張機能パネルを開く(Cmd/Ctrl + Shift + X
  3. 「Codex」で検索
  4. Codex IDE Extensionをインストール

Step 2:サインイン

  1. 左側のウィンドウにCodexのアイコンが表示されます
  2. アイコンをクリックしてCodexウィンドウを開く
  3. Sign inをクリック
  4. ブラウザでOpenAIアカウントにサインイン
  5. 認証完了

3つのモードの使い分け

モード一覧

モード 説明 実行権限 リスク
Chat 会話のみ なし 最小
Agent 自動化モード サンドボックス内
Agent (full access) フル権限モード 広範

各モードの詳細

Chat モード

説明:会話のみで、コマンド実行やファイル変更は不可

項目 内容
実行権限 なし
推奨用途 設計相談、コード解説、手順提案
リスク 最小

推奨:初めて使う場合はこのモードから

Agent モード

説明:サンドボックス内でコマンド実行・ファイル編集が可能

項目 内容
実行権限 サンドボックス内のみ
推奨用途 既存コードの修正、ページ追加、ローカルビルド
リスク

推奨:コード編集が必要な場合

Agent (full access) モード

説明:広範な権限(任意ディレクトリ書込、パッケージインストールなど)

項目 内容
実行権限 広範
推奨用途 フル自動化、依存環境の整備
リスク

推奨:完全自動化が必要な場合(注意して使用)


推奨設定

Reasoning Effort(推論努力)

設定 説明 推奨用途
Minimal 高速だが精度低め 簡単な質問
Low やや高速 一般的なコード生成
Medium バランス(デフォルト) 通常の開発作業(推奨)
High 高精度だが遅い 複雑な問題解決

承認設定

設定 説明 推奨用途
this time 今回のみ承認 初めて使う場合(推奨)
every time 常に承認 信頼できる操作のみ

推奨初期設定

項目 推奨値
モード Chat
Reasoning Effort Medium
承認設定 this time

実践的な使い方

例1:コード生成

「Hello, Worldを出力するPythonコードを生成してください」

例2:リファクタリング

「この関数をリファクタリングして、可読性を向上させてください」

例3:仕様書作成

「このプロジェクトの仕様書を作成してください。シーケンス図やサイトマップも含めてください」

例4:セカンドオピニオン

Claudeでループが発生した場合の活用法:

  1. Claudeで質問 → ループが発生
  2. Codexに同じ質問 → 結果を取得
  3. Claudeに「Codexはこう言っていた」と返す → 新しい視点が得られる

例5:図の自動生成

「このシステムのシーケンス図をMermaid形式で生成してください」

よくあるトラブルと解決方法

トラブル1:Codexウィンドウが表示されない

症状:左側にCodexのアイコンが表示されない

解決方法

  1. Cursorを再起動
  2. 拡張機能が有効になっているか確認
  3. 拡張機能を再インストール

トラブル2:サインインできない

症状:Sign inをクリックしても認証が完了しない

解決方法

確認項目 対処法
ポップアップブロック ブラウザの設定を確認
OpenAIアカウント ログイン状態を確認
プラン ChatGPT Plus以上か確認
キャッシュ ブラウザのキャッシュをクリア

トラブル3:応答が遅い

症状:Codexの応答が遅い

解決方法

  1. Reasoning Effortを「Low」または「Minimal」に変更
  2. ネットワーク接続を確認
  3. OpenAIのサービス状態を確認

まとめ

Codex IDE拡張機能の魅力

ポイント 内容
専用ウィンドウ Claudeと同時に使用可能
3つのモード 用途に応じて選択
高度な機能 仕様書作成、図の自動生成
セカンドオピニオン Claudeとの併用で効果的

推奨される使い方

  1. Codex IDE拡張機能をインストール
  2. Chatモードから始める
  3. 推奨設定を適用(Reasoning Effort: Medium、承認: this time)
  4. 必要に応じてAgentモードに切り替え
  5. Claudeと併用してセカンドオピニオンとして活用

次のステップ

  • Codex IDE拡張機能をインストール
  • Chatモードで基本操作を試す
  • 徐々にAgentモードを活用

Codex IDE拡張機能を活用して、開発効率をさらに向上させましょう。


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